トキドキ☆パイレーツ ~海賊の雑記帳~

☆VPRO海賊団のメンバー☆ヨッチャンのブログ☆

VPRO海賊団 🌟UTAGE in フレスポ鳥栖🌟17december 2017

 

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NAKAMAをあつめて

 

☆UTAGE☆ 

 

を開催すれば

 

素敵なお宝をGET!!

 

できるという伝説の宝箱を手に

 

宇宙を旅する

 

VPRO海賊団 !!

 

今宵もNAKAMA の声援と笑顔と

 

感動のパワーを集めて

 

宝箱を開ける🔑カギのエネルギーを

 

満タンにするのだ🎵

 

 🌟🌟🌟🌟🌟

 

 

 さあ

キャプテン・コフィ!!

 

 

その愉快な海賊たちよ!!

 

今日も元気に出港だー‼

 

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 全宇宙のNAKAMAたち 

 

から、今日も

 

素敵なお宝情報が入り

 

佐賀県鳥栖の町へ出航してきたゾ♪。

 

 

今宵の

UTAGE曲を紹介しよう🎵

 

 

① バタフライ 
デジモンアドベンチャー
🌟アニソンの熱い魂、熱い心を伝えるナンバーだ🎵
海賊団たちが
ここぞとばかりに
華麗なヘッドバンギングをみせたぞ☝
② CHA-LA HEAD-CHA-LA (ドラゴンボール
🌟VPRO のUTAGE には
かかせないヒットナンバー😃NAKAMA たちからの元気パワーをたくさん集めたぜ☝
③ デリケートに好きして 
クリーミーマミ)
🌟VPRO のアイドル、ルリ
✨今日も素敵な歌声でNAKAMA のハートをGet 💖
④  ラムのラブソング
   (うる星やつら
🌟VPROアイドル シオン
 
愛あふれる、kawaiiナンバーだ🎵🎵
 
これからもよろしくね☝
 
⑤ ようこそジャパリパーク
  (けものふれんず)
🌟ルリの元気が炸裂しちゃうナンバー🎶
 
NAKAMA の楽しんでる笑顔のおかげで
 
メンバーたちもほっこりしたぞ☝
⑥ skill
🌟集まってくれたNAKAMA たちのレスポンスが
とっても
大切なナンバー😌
NAKAMA たちと一緒になれた瞬間を俺たちはずっと忘れない☝ありがとう👍🎶 
⑦ 残酷な天使のテーゼ 
  (エヴァンゲリオン
🌟大ヒットなナンバーだけにフルコーラスの呼び声がたかい☝ 
今宵も大人の事情で
ショートバージョンにカットされてしまった😢

う⭕ぎの話が長い、なが~い❗と、毎回メンバーに、つっこみを受けながらも

キャプテンコフィ

めげずに

伝説のお宝をGet ❗ するために

日夜迷わず

歌への道を突き進んで行くのだ❗ 

⑧ 千本桜
🌟海賊団イチオシのダンスナンバー☝
 
ルリとリヴァイが華麗に舞って、
 
シオンヨーコ
 
キーボードを素敵に弾きまくったぞ✨
⑨ OK! 
ポケットモンスター
🌟いつも元気なウェンディ🙋メンバーみんなで叫んだオッケー❗の声、NAKAMA たちの心に届いてくれたかな😊
 
⑩ 世界が終わるまでは 
 (スラムダンク
🌟いよいよ、お宝を開ける前の大事なナンバー😌
あきらめない気持ちを
歌い上げるキャプテンコフィの魂を君は見ることができたか
⑪ ウィーアー 
  (ワンピース)
 素敵なお宝をGet ❗ できたお礼に
NAKAMA たちと一緒に歌えるナンバーを
歌ったぞ😊
🌟ありがとう😃NAKAMA たち🌟
 
また会おう🎵

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今宵も海賊団メンバーによる

 

UTAGEは

 

大成功を納めた

 

 

しかも、またもや

 

遠方から

 

熱烈なVPRO海賊団の 

 

NAKAMAから、

 

海賊メンバー

 

一人一人に

 

直筆で

 

お手紙をかいて

 

プレゼントをしてくれた

 

素敵なNAKAMA

 

いたんだ☝ ♪

 

一足早いが、

 

素敵な

 

クリスマスプレゼント

 

どうもありがとう👍🎶

 

みんな

 

とっても喜んでたぞ☝

 

 

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☆UTAGEによりGET!!したお宝

 

 ☆ サッカーボール

 

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サガン鳥栖にちなんだ

 

素敵なお宝だったぜ☝

 

記念にメンバー全員のサインを入れて

 

一番はやく手をあげてくれたNAKAMA に

 

🎁プレゼントしたぞ☝

 

 

 

 ♪ 佐賀県鳥栖のUTAGEに参加してくれた皆さんのおかげで、

 

今宵もとっても素敵なお宝を

 

GETできたぞ。 ♪

 

ほんとうに寒い中、ご来場してくださった皆さん、海賊団への、拍手、声援、

 

レスポンス、たくさんの笑顔と元気をありがとう! 

 

 

 

 

☆VPRO海賊団のUTAGE情報☆

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1月28日(日)

長崎県佐世保市

島瀬公園

UTAGE start 14:00~

 

よかったら君もUTAGEに参加して

 

俺たちが、素敵なお宝をGETするところを楽しく見届けてくれ♪

 

VPRO海賊団ホームページはこちらから!!☆

⬇よかったら名前をクリックしてね😃

VPRO海賊団|コスプレ・エアー・パフォーマンス集団

 

寒い季節、真っただ中だけど

みんなと、UTAGEを楽しめる日を楽しみにしています!!

 

アニソンライブで笑顔と元気を届ける

VPRO海賊団をこれからもよろしくね!!

 

 

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☆海賊ヨッチャン物語 その5☆

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聖なるパイプの煙



シェイクマリーンの町外れのラビアーナ地区。

 

この地区の村では

 

15の歳になると村の掟により

 

たった一人で

 

人が住むことがない

 

砂漠や岩山しかない荒涼な西の土地へ行き、

 

大精霊の声を聴くまで、村には帰れない旅をしなければならない。

 

今宵は

 

この村の森で捨てられ、そして拾われた

 

15になったばかりのヨーテの旅立ちの物語。

 

村の長、

 

そしてヨーテの育ての親

 

老人チャンパーは言った

 

「ヨーテよ、おまえが、旅に出る前に

 

ひとつだけ話をしておくことがある。

 

大精霊さまのお声を聞ける旅にでられる者は

 

この村のご先祖さまがたの血を継ぐ者しか

 

資格はないものであった。

 

本来ならば

 

私が森で拾い受けた

 

お前に、この旅の資格はない。

 

だが

 

村の長として

 

そして

 

この集落の

 

大精霊さまの伝え人として

 

お前は、この村の森の精霊の子であると心から信じておる。

 

かつて、大精霊さまの掟を守ることが出来ない者がいて、村はこのように

 

さびれてしまった。

 

しかし、自然というものは

 

永遠に生と死を繰り返し

 

たとえ

 

命が尽きるとも

 

また

 

別のかたち、別の魂で生まれ変わるものなのじゃ。

 

たとえ、この村に一人も人間がいなくなっても

 

大自然は、決してなくならぬ、そして精霊さまもなくならぬ。

 

この世の命は

 

永遠に連鎖するものじゃ。

 

おまえが、大精霊さまに

 

会えると必ず信じておる。

 

ゆけ!!

 

ヨーテよ!!

 

そして

 

大精霊さまに出会い

 

お前の生まれた意味、

 

そしてこれからの使命を授かるのじゃ!!」

 

ヨーテが旅立つ前の晩は、村で

 

厳かな儀式がとり行われた。

 

儀式には聖なる煙を使い

 

大精霊さまに

 

これから旅立つ者のことを教え

 

旅の安全を祈願する。

 

儀式が終わると

 

村人たち全員で

 

旅立つ者と

 

杯を交わし

 

日頃からの感謝を一人一人に伝え、

 

大精霊さまに会えるよう

 

村人たちから祈りを受ける。

 

 

 

ヨーテには、同い年の幼馴染がいた

 

名前をルビア

 

村の森で代々木こりをしている家の娘で

 

サルビアが咲き誇る季節に生まれ、こう名付けられた。

 

ヨーテとルビアは

 

湖で泳いで遊んだり

 

森の中で

 

かくれんぼをして遊んだりして活発に遊んだ。

 

子供が少ない村で、

 

二人はまるで兄妹のように、ときには

 

想いあう恋人のようにして共に育っていった。

 

ルビアは絵がとても上手だった。

 

ルビアが描く花の絵は、まるでそよ風の音や

 

飛び交う虫たちの声まで聞こえて

 

きそうなくらい、心安らぐ美しい絵だった。

 

ヨーテと同い年のルビアもヨーテの旅立ちの後に

 

西の土地への旅立つことも決まっていた。

 

先に旅立つヨーテに

 

絵を描いて

 

お守りにしてヨーテに

 

プレゼントしようと

 

ルビアは考えた。

 

 

この村には、絵についての厳しい掟があった。

 

 

決して自分の絵を描いてはいけない。

 

という掟。

 

 

絵を描いたその者の魂が、描いた絵に宿り、永遠にそこで彷徨うという

 

古来からのいい伝えがあったからだ。

 

ルビアは

 

ヨーテが旅立つとき

 

花を絞って紅色に染めた

 

小さな皮の袋のお守りを渡した。

 

村の掟を破るこことなる

 

自分の顔を描いた布を、このお守りの袋の中に入れて。。。

 

 そのことを何も知らないヨーテは

 

笑顔でこの小さなお守りを受け取った。

 

旅立つ朝、

 

まだ星明かりが幾分まだらに見え隠れするほどの

 

青い闇。

 

ヨーテは

 

日が昇る前に村を出なければならないという決まり事を守り

 

ひっそりと村をでた。

 

数は少なくとも、村の人々皆で温かく祝ってもらった

 

昨晩の旅への送り出しの儀式とは

 

まるで違い

 

すずやかな虫の声しかしない

 

静かな朝だった

 

瞑想用のパイプと火打ち石、もぐさ、ナイフ、乾燥させた鹿の肉、

 

薬草、飲み水を入れた竹の水筒を10本、麻縄のロープ、

 

そして村に伝わる伝統的な絵柄が施された

 

一人用のテントを

 

大きな皮の袋に詰め

 

ルビアにもらったお守りを首にかけ

 

 ヨーテは、西の地区へと旅立った。

 

 西の土地は、上り下りの多い岩山から始まる。

 

空を支配する太陽の光は、

 

旅の1日目から容赦なく照りつけた。

 

竹に入れた水筒を、次々と飲み干してしまい

 

残り3本で

 

一日の終わりを迎えることになった。

 

まだ

 

一日目なのに

 

いつ終わるかも知れぬ

 

はじめての一人旅、そしてこれから迎える、

 

見知らぬ土地での夜。

 

次第に不安が募り始めていた。

 

 

 

日の沈む前には

 

必ず

 

テントを張り

 

一日の終わりの瞑想を行う決まりがあった。

 

ヨーテは

 

テントを組み終えると

 

瞑想の準備に取り掛かった。

 

瞑想は、平らな岩の上でもぐさを焼く。

 

その灰の一部をパイプに詰め

 

大自然に身を捧げることを誓い祈りを捧げる。

 

煙で自分の居場所を大精霊さまに教える役目もある。

 

風向きが変わり

 

ヨーテの顔を煙が深く覆った。

 

煙にむせびながら

 

ヨーテは、心の奥底からくる、たまらない寂しさに襲われて泣いた。

 

たそがれに暮れゆく岩肌を見つめながら

 

昨晩まで、となりに当たり前のようにいたチャンパー

 

父や母の顔を知らないのに

 

岩肌を

 

女性の顔や男性の顔に見立てたりして

 

想像上の

 

父や母を想った。

 

なぜ

 

自分は

 

森に捨てられたのか

 

 

自分は

 

この世に生を受けて

 

ほんとうによかったのか

 

 

一人だけになると

 

今まで抑え込んでいた感情が

 

とめどもなく滝のように流れだした。

 

そして

 

愛する

 

ルビア

 

を想った。

 

 

ルビアへの会いたい思いが

 

感情をさらにゆさぶり

 

涙が溢れるスピードをよりいっそう強くさせた

 

 深い闇が、背後に忍び寄り

 

否応なく

 

夜の世界へヨーテをいざなった。

 

ヨーテは

 

ルビアからもらった

 

お守りを右手で握りしめ

 

涙で熱く濡れた瞳を慰めるかのように

 

強く押し当てた。

☆ 海賊ヨッチャン物語 その4☆

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ラビアーナ地区 西の土地



「 名前を授かる旅へ 」

 

シェイクマリーンの町の外れ

 

ラビアーナ地区。

 

シェイクマリーンの町で

 

いちばん広大な敷地を持つ

 

鬱蒼とした山間部でもあり、荒涼とした砂漠地帯でもある。

 

東の土地には太陽の光を寄せ付けぬほどの樹海が広がり、

 

西の土地には草花が育つことが難しい

 

砂嵐が吹き荒れる砂漠地帯や切り立った岩山も多く点在する。

 

東の土地には湖があり、そこには小さな集落があった。

 

この湖のそばに

 

老人と一人の少年が住んでいた。

 

かつてこの集落には、たくさんの人が林業を主に営み、生活をしていたが、

 

いまでは、わずか数軒でしか人の気配を感じることができなくなった。

 

老人は炭焼きを生業としながら少年を育てていた。

 

かつて

 

老人は、集落の長でもあった。

 

老人の名前はチャンパー

 

少年にはまだ正式な名前がなかった。

 

この集落の掟で、まだ正式な名前をもらえていなかったからだ。

 

この集落には、かねてより大自然に宿る大精霊の掟が存在し、

 

大精霊によって人々が守られ、そして

 

大精霊により人々の生活する土地が決まり、

 

なによりも大精霊の指示に従い

 

、人々の名前をも大精霊に名付けられるという絶対的な風習があった。

 

 

 

チャンパー老人は、集落が人で栄え賑わっていた若い頃には、

 

村の長しかできない、大精霊の声を正しく伝える

 

お伝え人となり

 

古くから伝わる薬草を使った伝統的な治療や心の病いで悩む者のため

 

神秘的な儀式を昼夜を問わず開き、導き諭し生活の知恵を教えていた。

 

 

 この集落には

 

男女を問わず、生まれて15の歳を迎えれば

 

西の土地で、大精霊に出会い、これからの道をそして自分の名前を授かる

 

一人旅をしなければならないという掟があった。

 

大精霊に出会うまで、幾晩もの間、瞑想を行い、どんなに苦しくとも

 

たった一人で旅を続けなければならない。

 

もし旅を途中でやめれば即刻、村を出て

 

家族といえど

 

村の者と一切関わってはいけない掟があった。

 

大精霊は、姿は決まっていない。

 

時に強い雨であったり、

 

時に強い風であったりもする

 

そうかといえば

 

小さな小さなアリの姿でもあったりした。

 

 

 

自然の音が、心にそして身体中に

 

震えるほど響き渡ったときに

 

晴れて大精霊の声が聞こえてきて

 

これからの道を与えられ

 

名前を授けられ、そして道を与えられるのだった。

 

 

15の歳になるまでは

 

草花や動物の名前で呼ばれたり、生活の道具の名前から一文字分

 

消した名前を村の長に名付けられた。

 

この世に存在するものには、

 

すべて偉大なる精霊が宿っているということから

 

その偉大なる精霊の力を借りる意味で名前を付けられた。

 

村の言い方に変えれば、精霊の名前をお借りし自然と共に生きて

 

共に学ぶと言うことだ。

 

少年の名はヨーテという名を借り受けた。

 

ヨーテは、生れて間もない赤ん坊のころ森の中で拾われた。

 

竹で編んだカゴの中、シルクの生地に包まれて捨てられていたのだった。

 

森のコヨーテたちに襲われるところを間一髪、

 

偶然通りかかったチャンパーに助けられた。

 

少年はこうして

 

ヨーテの名をチャンパーから授かり

 

チャンパーとともに暮らし

 

幼い頃からチャンパーの手伝いをした。

 

やがて

 

15の歳を迎え

 

旅の支度を始めることになった。

 

☆ 海賊ヨッチャン物語 その3☆

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港町シェイクマリーン。

 

この町で

 

かつて海を荒らす無法者から町を守るためにひとり立ち上がり、

 

レッドシャークス団を結成し無法者を成敗した男

 

ジャクリーン。

 

だが、その活躍を妬む町の保安部隊の

 

策略にはまり、信じていた仲間に裏切られ、レッドシャークス団は町を追放され、

 

彼らは小さな無人島でひっそりと生涯を終えた。

 

仲間に、決して町を恨むな、裏切った仲間を憎むなとの遺言を残したジャクリーン。

 

彼がこの遺言をのこした理由は、

 

彼には一人息子がいたからだ。

 

息子には、人にはずかしめられても、どんなにひどいことをされても

 

人を恨み復讐するような男になって欲しくはなかったんだ。

 

息子の名前は、ケリー。

 

今宵は

 

ジャクリーンの息子

 

ケリーの話をしよう。

 

ジャクリーンが町を追放されたときは、まだ幼く

 

母からは、父は海で漁をしている最中に嵐にあい、亡くなったと教えられていた。

 

母と共に幼くして、シェイクマリーンの町を出たケリー。

 

貨物船の運搬の仕事をしている母方の祖父のもとで育った。

 

その影響もあり、ケリーも祖父の船の仕事を継いだ。

 

とてもまじめに働き、腕っぷしも強いケリーは

 

みんなに頼られ、愛された。

 

ある日、ケリーは仕事の帰りに港の酒場でケンカに巻き込まれてしまった。

 

ケンカをしていた男が、

 

ケリーの顔を見て一瞬、驚きたじろいだ

 

「 え!!、、ジャクリーン!!? 」

 

男はその一瞬のすきを狙われ、

 

相手の男の強烈なパンチをくらい気を失った。

 

こうして

 

ケリーは、運命のイタズラなのか一人の男と知り合うことになる。

 

この気を失った男の介抱をしたケリーは、介抱してもらったお礼にと男が借りている

 

宿での夕食に招待された。

 

男はシェイクマリーン出身の漁師だった。

 

男は、レッドシャークス団の団員の息子だった。

 

男の名は、ビッキー。

 

酒場でのケンカの原因は

 

相手が、自分の父の悪口を言ったからだという。

 

彼は、自分の父がいたレッドシャークス団のことをケリーに話してくれた。

 

彼は、いま父が追放された島を探しているという

 

そのことで酒場のマスターに

 

島のことを知らないかと尋ねていたら

 

そばで聞き耳を立てていた

 

酒で酔っぱらった男に絡まれ

 

かなりひどいことを言われたそうだ。

 

ビッキーは

 

つい頭に血が上り

 

ケンカをしてしまったそうだ。

 

ケリーにシェイクマリーンの記憶はない。

 

母も祖父も生まれた町のシェイクマリーンの話をほとんどしてくれなかった。

 

ケリーは、母や祖父が海で亡くなった父のことを思い出し悲しむだろう

 

と思い自ら話題にすることもなかった。

 

ビッキーの話を詳しく聞きながら

 

ケリーは、シェイクマリーンに思いを寄せた。

 

 

ビッキーは、シェイクマリーンの古い新聞を見せてくれた。

 

その新聞には

 

自分にそっくりの顔をした男の写真が載っていた。

 

レッドシャークス団の追放が

 

裁判で決まった記事が書いてあった。

 

 

 ケリーは、瞬間、自分の父だと確信し 

 

町に激しい憎しみを覚えはじめた。 

 

ケリーは

 

ビッキーとともに、島を探すことを

 

決意し、レッドシャークス団の

 

無念を晴らすことを心に誓った。 

 

ケリーは、家に帰ると母に祖父に父のことを問い詰めた

 

そして

 

本当の父、ジャクリーンのことを聞いた。

 

母は泣きながら

 

ケリーを見つめ

 

諭した。

 

「お父さんは、町のために立派に

 

戦ったのに、

 

言われのないひどいことをされてしまった。

 

でも残していく家族のためを思い、

 

町を恨まず人を憎まず旅立った。

 

だから、あなたも

 

町を恨んではいけない。

 

決して人を憎んではいけない。

 

大事な命は、恨み事や憎しみに使っては

 

絶対にいけないのよ。」

 

 

だけども

 

一度、火がついてしまった

 

ケリーの復讐心は消えなかった。

 

 

 

海賊の島。

 

 

誰も近寄らない島。

 

 

 

その島を一心に目指し

 

ケリーとビッキーは

 

旅立った。

 

 

そして

 

 

1年の航海を経て

 

彼らは

 

念願の島にたどり着き

 

そこで

 

お互いの父たちの墓を見つけた。

 

島の西側で綺麗な夕日が一番よく見える丘だった

 

ケリーとビッキーは

 

抱き合い泣き崩れた。

  

ケリーの父の墓標には、銀色の短剣が突き刺してあった。

 

 ケリーは

 

静かに

 

父の墓標に涙を落としながら

 

その短剣を地面から

 

抜き出すと

 

あらためて

 

シェイクマリーンの町への復讐を誓った。

 

こうして

 

ケリーは

 

父の遺志、母の気持ちに背き、

 

復讐の鬼となった。

 

ビッキーとともに、仲間を集め、

 

嵐のスピードよりも、早く進む船を操り、

 

突然現れる竜巻のごとく、町を襲い、

 

海で保安部隊を見つければ、

 

容赦なく襲い、圧倒的な武力を見せつけ

 

人々に恐れられた。

 

 

 

やがて

 

シルバーソード海賊団と名乗り

 

船の船尾にはドクロの旗を立てた。

 

海の荒れ狂う波をも支配するかのごとく

 

海は彼らのものとなった。

 

 

☆ VPRO海賊団 UTAGE!!ダイアリー 12月3日(日曜)長崎県佐世保市 島瀬公園 ☆

 

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さあ、UTAGEのはじまりだー!!



大宇宙で様々なUTAGEを繰り広げる 宇宙海賊の

 

VPRO海賊団 !!

 

UTAGEで、アニソンを歌って、その町の人々の声援と感動の大きさで

 

素敵なお宝をGETできるという

 

不思議な宝箱を手に入れたVPRO海賊団船長 

 

キャプテン・コフィ!!

 

アニソンを一緒に歌える仲間を引き連れて

 

早速、素敵なお宝が眠るとうわさを聞きつけて

 

長崎県佐世保の町へ出航してきたゾ♪。

 

今宵、お宝をGETするチャンスは2回!!

 

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今宵は、どんなお宝をGET!!できるかな!!


VPRO海賊団 今宵のUTAGEの曲

 

UTAGE Part.1

 

☆いろんなアニソンを歌いまくって、

とびっきりのお宝Getしちゃえ!!大作戦の巻☆ 

 

 

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みんなでSKILLを歌ってみんなのパワーを集めるぜ!!
① バタフライ (デジモンアドベンチャー
② CHA-LA HEAD-CHA-LA (ドラゴンボール
③ バラライカ (きらりん☆レボリューション
④ 星間飛行 (マクロスF
⑤ Crossing Field (ソードアート・オンライン
⑥ Catch you Catch me (カードキャプターさくら
⑦ 残酷な天使のテーゼ (エヴァンゲリオン
⑧ OK! (ポケットモンスター
 ⑨ 千本桜
⑩ SKILL (JAM Project )
⑪ ウィーアー  (ワンピース)
⑫ 世界が終わるまでは (スラムダンク

 

 UTAGE  Part.2

 

☆アニソン、ボカロ、懐かしい歌なんかも歌っちゃったりなんかしちゃったりして、

もっと!もっと!すごいお宝をGetだぜ!!の巻☆

 

☆UTAGE  Part.2 第1部 VPRO海賊団ネクストジェネレーション祭り ☆

 

コフィ船長に負けない若い力を存分に発揮した

 

海賊団メンバーたちのとってもレアが聞けちゃう

 

UTAGE♪

 

なんとかなり遠方の町から、リヴァイを応援しに佐世保UTAGE

 

駆けつけてくれた

 

海賊団の同志たちも会場にいたんだ!!

 

とっても、心強い同志たちだったゾ!

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VPRO海賊団の同志たちの声援に応えるリヴァイ!

 

① お前の父ちゃんXXチョメチョメ (銀魂
  Vocal ルリ

② ラムのラブソング (うる星やつら
  Vocal シオン

③ セツナトリップ  (ボーカロイド曲)
  Vocal リヴァイ

④ キューティーハニー (キューティーハニー
  Vocal ヒットン

⑤ そばかす (るろうに剣心
  Vocal ルリ

 

☆ UTAGE  Part.2 第2部 キャプテンコフィが歌い上げる80年代ヒットソング祭り ☆

 

⑥ 愛を語るより口付けを交わそう

 

⑦ ルビーの指輪

 

⑧ 離したくない

 

⑨ 星空のディスタンス


☆ 勝手にアンコール ☆

 

① ウィーアー

 

② 世界が終わるまでは

 

☆UTAGEによりGET!!したお宝

 

UTAGE Part.1  ☆ 佐世保バーガー 

 

UTAGE Part.2 ☆ 佐世保バーガー ☆

 

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 ♪ UTAGEに参加してくれた皆さんのおかげで、

 

とっても素敵なお宝をGETできたゾ。 ♪

 

寒い中、ご来場してくださったたくさんの皆さん、海賊団への、拍手、声援、

 

レスポンス、たくさんの笑顔と元気をありがとう! 

 

 そして

 

 俺たちのUTAGEのステージに上がって盛り上げてくれた

 

佐世保のジャックスパロー船長とアンジェリカさん、

アサシンクリードさん、ありがとう!!

 

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 そして、そして

 

 バルーンパフォーマンスできらきらフェスティバルを素敵に楽しく

 

盛り上げてくれて

 

俺たちのUTAGEのステージにも上がってくれた

 

 

 ユージおじさんとヘン子さん♪♪

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楽しいバルーンパフォーマンスショーを繰り広げられたユージおじさんとヘン子さん♪

 

お疲れさまでした。

 

スタッフの皆様、出店の皆様、お疲れさまでした。

 

☆VPRO海賊団のUTAGE情報☆

 

 

12月17日(日)

佐賀県鳥栖市

フレスポ鳥栖

UTAGE start 13:00~

 

よかったら君もUTAGEに参加して

 

俺たちが、素敵なお宝をGETするところを楽しく見届けてくれ♪

 

☆VPRO海賊団ホームページはこちらから!!☆

⬇よかったら名前をクリックしてね😃

VPRO海賊団|コスプレ・エアー・パフォーマンス集団

 

寒い季節、真っただ中だけど

みんなと、UTAGEを楽しめる日を楽しみにしています!!

 

アニソンライブで笑顔と元気を届ける

VPRO海賊団をこれからもよろしくね!!

 

 

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海賊ヨッチャン

 

 

 

 

 

 

☆ 海賊ヨッチャン物語 その2 ☆

☆ 海賊の歴史  ~海の自警団 レッドシャークス団のこと~☆

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今宵は、海賊の歴史について話そう。

 

なぜ海賊が誕生したのか。

 

それにまつわる、ちょっと悲しい物語があるんだ。

 

オイラの故郷、シェイクマリーンの港。

 

昔はとても大きな貿易港だったんだ。

 

町の特産物である酒や陶磁器を世界へ船で運び出していた。

 

世界各地から、人種ゆたかな商人が町へやってきていたもんさ。

 

そして、あらゆる文化も町にやってきてそれはもう

 

とても活気がある町だった。

 

音楽、美術、舞踊、いろんな遊戯、スポーツ

 

町にはたくさんの達人たちが、日々競い合っていた。

 

当然、悪い奴もたくさんいて、違法な賭け事、法外な裏取引も闇に紛れて

 

たくさん行われていた。 

 

海上でも、様々な悪事が行われていて、武器や麻薬の密輸、はては、人身売買まで

 

斡旋するやつもいて

 

広い海で悪いことをしまくる奴らを取り締まる手段がないまま、

 

町は途方に暮れていた。

 

しかし

 

ある日

 

町で一番、操船技術が高く、そして腕っぷしも強い、漁師のジャクリーンが

 

立ち上がった。

 

漁師の生計を立てていく上で、海上で悪事を働くギャングどもには、常日頃から

 

頭に来ていたんだ。

 

彼は、仲間を集めて

 

海で違法なことをする奴らを退治する部隊を作った。

 

それが

 

海の自警団

 

レッドシャークス団

 

彼らに見つかったら

 

それこそサメが獲物を見つけたときのように

 

しつこく追われ続け、コテンパンに締め上げられ、悪い奴らは次々と御用となった。

 

町の保安部隊よりも、悪い奴らを次々と懲らしめていくので

 

町も彼らの功績をみとめて、

 

町の公認の海の保安部隊となったほどだった。

 

 

町の公認なので、やがて武器の使用も許されるようになった。

 

だけど

 

その活躍を妬む者もでてきたんだ。

 

それがなんと陸を守る町の保安部隊だった。

 

陸の保安部隊は、レッドシャークス団に湯水のごとく、つぎ込まれる町の財政が

 

気に入らなかったんだ。

 

古くなってしまった陸の保安部隊のパトロールカーや保安基地の設備には、

 

町はお金を使ってくれず

 

レッドシャークス団には、どんどんお金を使って、最新の護衛船や港に

 

最新設備の整ったドックをつくったりして、

 

それがやっかみの種になってしまったんだ。

 

陸の部隊長は

 

レッドシャークス団に

 

巧妙な

 

罠を仕掛けた。

 

レッドシャークス団が

 

実は、町の保安部隊が押収した武器、麻薬を町のギャングに

 

裏で取引をして

 

横流しをしているような疑いをかけられるような

 

恐ろしい策略をした

 

ひそかに

 

押収した武器、麻薬などを

 

レッドシャークス団の護衛船に積み込んで

 

レッドシャークス団の団員の一人を大金で買収して

 

うその証人に仕立て上げたんだ。

 

町は、まんまとその策略にはまり

 

町のニュースは、大々的に報じた。

 

レッドシャークス団は、押収した武器、麻薬を

 

町のギャングに横流しをしていると。

 

 

 

それから、まもなくして

 

レッドシャークス団は解散させられてしまった。

 

団員はみな

 

町から永久追放されてしまった。

 

一隻のボロボロになってしまった船を与えられ

 

二度と町に入ることができなくなってしまった。

 

それでも

 

ジャクリーンは、気丈にふるまい、家族に別れを告げ

 

団員たちを気遣い

 

みんなで住める島を探した。

 

レッドシャークス団の団員たちは、流れ着いた誰も住んでいない

 

小さな島で暮らすこととなった。

 

島での暮らしは、大変だったが、ジャクリーンの持前の明るさで

 

みんなをまとめ

 

時には歌をうたい励まし

 

団員がみな健康ですごせる暮らしを支え続けた。

 

ジャクリーンは、死ぬまで団を裏切って、うその証言をしたあの団員を

 

恨まなかった。

 

ジャクリーンは、そんなことより、団員の生活のことを考えることで

 

必死だったからだ。

 

部下には、「絶対に町への復讐の心を持ってはならない」と

 

遺言を残して静かにこの世を去った。

 

団員たちは、夜明けがくるまで泣きそして、ジャクリーンを称えた。

 

それから

 

数年がたち

 

レッドシャークス団だった団員も、そこで生涯を終えた。

 

島は、また無人島になった。

 

彼らの伝説だけが残り

 

そして

 

いつしか彼らのことを海賊だったと、人々に呼び伝える者がいて

 

島は海賊の島と呼ばれ

 

航海するものは恐れ、島には誰も近寄らなくなった。

 

今では、レッドシャークス団のことは、誰も知らない、ほんと悲しい話さ

 

 

 

 

☆ 海賊ヨッチャン物語 その1 ☆

☆ 町を襲っていたシルバーソード海賊団の船長ジャグニーのこと ☆

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海賊ヨッチャン物語

 

町の保安官だったオイラが、どうしてまた海賊になってしまったのかを

 

これから

 

少しづつ お話しようと思う。

※(保安官時代については、☆Episode of Yocchan Part.1☆を参照してね)

http://yocchan.hatenablog.com/entry/2017/11/21/230527

 

まずは

 

オイラの生まれ故郷シェイクマリーンを襲っていた海賊について

 

話をしておこう。

 

海賊の名前は、シルバーソード海賊団。

 

銀色の剣を口にくわえたドクロマークの海賊旗を掲げている。

 

船長の名前は、

 

ジャグニー・ステアローグ。

 

およそ20人から30人ほどの手下を従えて

 

ここらの海を縄張りに

 

好き放題暴れまわっていた。

 

シルバーソード海賊団の船長ジャグニーは、実はオイラの幼馴染でもあったんだ。

 

さいころは、町の酒蔵の酒樽を使ってかくれんぼをしたりして仲良く遊んだものだ。

 

ジャグニーは、小さいころから、町の音楽隊に入って、子供ながらでっかいテナーサックスを

 

吹いていた。

 

大人顔負けの迫力の音で町の神童と呼ばれたこともあった。

 

だけど、ジャグニーは中学校に入ると

 

遠方で漁師をしている父親、母親が、いつも家にいないことを理由に

 

いつしか

 

夜の町でうろつくことが多くなり

 

町で気にくわない奴をみつけては、やたらとケンカを吹っかけてみたり

 

オートバイをかっぱらって乗り回したり

 

酒を盗んでまわったりして

 

一晩中大騒ぎの日々を過ごすようになった。

 

だんだんと悪い仲間も増えていって

 

たくさんの悪事を働くようになっちまった。

 

そんなジャグニーでも

 

町で

 

たまにオイラと会ったときには、

 

普通の幼馴染の顔になって、

 

いつかこの町を出て広い世界を回って演奏旅行をしてみたい夢を

 

昔の酒蔵で遊んでた頃の顔に戻って、笑って語ってくれたもんさ。

 

時折どこか寂しい顔をしていたけどな。

 

そのジャグニーの両親がある日、海賊に襲われて漁師の仕事ができなくなるくらい

 

身体を痛めつけられて町に帰ってきた。

 

それに怒ったジャグニーは、

 

ひとり、港にとめてあったモーターボートをかっぱらって

 

海賊に仕返しをしにいった。

 

 

それが

 

シルバーソード海賊団と出会うきっかけになったんだ。

 

ジャグニーはてっきりシルバーソード海賊団の仕業だと単身乗り込んでいったんだけど

 

ジャグニーを襲ったのは

 

実は、シルバーソード海賊団じゃなかったんだ。

 

いつも大漁で帰ってくる、ジャグニーの両親をねたんだ町の漁師が

 

海賊の格好をして

 

ジャグニーの両親を襲ったそうなんだ。

 

偶然通りかかった

 

シルバーソード海賊団の手下が 

 

それを見ていて

 

すぐさま船長にも報告していて

 

そいつらにシルバーソード海賊団も

 

海賊を語る不愉快な漁師に懲らしめにいくところだったんだ。

 

ジャグニーが船長に会わせろと、一人乗り込んできたことに

 

海賊の船長もジャグニーをえらく気に入って

 

ジャグニーとシルバーソード海賊団は、こうして

 

結託して

 

漁師をコテンパンに叩きのめしたっていうわけさ。

 

それから、ジャグニーがシルバーソード海賊団の一員になるのに

 

時間はかからなかった。

 

もともと

 

不良どもを統率できる度量があったジャグニーは

 

やがて

 

シルバーソード海賊団の船長になった。

 

幼馴染が海賊になったと聞いたとき、

 

オイラは、生まれて初めて

 

親友を思い涙したもんさ。

 

保安官のオイラは海賊を退治しなくちゃいけない

 

仕事でもあったからな。